要旨集は、こちら (PDF) です。
日時:平成28年12月10日(土)、11日(日)
場所:東京農業大学・世田谷キャンパス 1号館342教室
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
参加費:一般6,000円、学生4,000円 (要旨集、懇親会費を含む)は当日会場受付で納入してください。
なお、学会年会費(一般会員:5,000円、学生会員:3,000円)も当日会場受付で納入できます。
※ただし、事前に銀行口座へ振込まれる方で「会費納入案内(請求書)」が必要な場合はお手数ですが、
学会事務局までご連絡ください。
「マングローブ林の防災機能の再認識」
パリ協定、COP22に間に合わすことなく日本政府は批准しましたが、地球温暖化対策の中でマングローブ林の炭素蓄積量については話題になることもあるのですが、防災機能については取り上げられることがないこと、忸怩たる思いでいます。その理由は2004年のスマトラ沖地震津波、2009年のサモア沖地震津波、2013年台風30号のフィリピンでの高波等でマングローブ林が果たした防災機能は決して小さくなかったからです。
東日本大震後の防災計画では防災機能を果たす海岸林も造成されていますが、その一方で膨大な資金を投入し、コンクリートの人工作物が作られています。その一例が岩手県宮古市田老地区で、「日本にもある万里の長城」とも呼ばれた高さ10m、長さ2,600mの防潮堤がありましたが、津波が乗り越えたので、2017年完成予定で高さ14.7m、長さ1,210mが作られています。 巨額の資金を投入して防潮堤を建設することの可否は兎も角として、マングローブ林が海岸にある熱帯の開発途上国では、膨大な資金を投じてコンクリートの防潮堤を建設することは難しいことは言うまでもありません。 マングローブを専門にしている私たちですから、今後の保全・再生活動を推進するにあたって、今一度、原点に立ち戻って、マングローブ林の果たす防災機能について考えておく必要があるのではないでしょうか。 そのように考え、第22回日本マングローブ学会年次大会では『マングローブ林の防災機能の再認識』のシンポジウム(参加費無料)を開催しますので、学会員だけではなく、マングローブに興味のある多くの方々の参加をお願いします。 |
1.申し込み用紙(PDFはこちら)・《Wordはこちら》に必要事項を記入し、11月25日(金)
までに、E-mail・FAX等で
お申し込み下さい。
2.発表は口頭発表とし、一人1題。ただし連名の場合は何名でも可。(ポスター発表はありません)
3.発表は1件19分(発表15分,質疑応答4分)を予定。
4.発表には液晶プロジェクターを使用してください。
(できるだけ、WindowsのPower PointファイルをUSBメモリースティック、CD等でご持参下さい)
5.これまで学会などで使用したポスターの掲示希望者は、枚数とそれぞれの発表した学会名を事務局までご連絡ください。
(詳しくは事務局までお問い合わせ下さい)
6.申込先
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 国際食料情報学部 国際農業開発学科 熱帯作物学研究室
日本マングローブ学会事務局 (担当:入江)宛
℡:03-5477-2403 FAX:03-5477-2403
E-mail:k3irie★nodai.ac.jp(★を@に置き換えてください。)
1.講演要旨原稿は、MSワードなどによるA4サイズ1ページ分の電子ファイルとし、
2.ページの上下に各3cm、左右に各2.5cmをあけ、その中におさまるように作成してください。
3.表題、発表者名は上2行を用い、口頭発表者名の前に○印をつけてください。
4.原稿は、カラー原稿であっても白黒印刷しますので、明瞭に読みとれるようにしてください。
5.原稿ファイルはEメール添付ファイルとし、11月30日(水)までに事務局へお送り下さい。
日本マングローブ学会
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
東京農業大学 国際食料情報学部
国際農業開発学科 熱帯作物研究室(教授 入江憲治)
TEL: 03-5477-2403
FAX: 03-5477-2403
E-MAIL: k3irie★nodai.ac.jp (★を@に置き換えてください。)